大きさ約33.3×10.8×3cm。 上一珠・下五珠 計六珠の古いそろばんです。 そろばんで更に古いものでは上二珠の計七珠でしたが、現在の下四珠に公式で定められたのが昭和１０年頃とされておりますので、これはこれでまた貴重な一品です。タイトルにあるように、背後に会社名が彫ってあります。 過去の所持者の書き込みが残っていますが、そういう臨場感もなつかしさをさらに引き立てますね。

年代不明ですが、明治大正時代などはこのような平面ではない硯箱が出回っていました。そのうちの一つですが、花梨色が美しく手のひらサイズで中を覗かせる小窓もくりぬきで付いており非常にかわいい形です。側面から大小３つの入れ物が出てきます。小引き出しタイプが多い中この形自体も非常に珍しいです。 そのままの用途にお使いいただくだけでなく、オブジェにもその他の小物収納にも多彩な使い方ができますよ。